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過敏性腸症候群


過敏性腸症候群とは?

下痢や便秘などの便通異常と腹痛や腹部不快感が、慢性的に続いているにも関わらず、血液検査やカメラなどの検査を行っても異常が見つからない病気です。
腸管の機能異常が原因で、日本人の15%が該当すると推測されています。生命にかかわる病気ではありませんが、つらい症状により、生活の質を大きく低下させてしまう病気です。



腸の機能異常が起こる原因は?

腸は「第二の脳」といわれるように、腸と脳には密接な関係があります。
腸と脳は神経によってつながっていて、脳が不安やストレス(必ずしも自覚できるとは限りません)を感じると、その信号が腸に伝わって腸の運動に影響を与えることがわかっています。
また、腸内細菌の異常、食物アレルギー、微小な腸の炎症なども関与しています。


治療法

(1)ストレスマネジメント
自分の症状がどういう状況や出来事でつらくなるのかを知りましょう。
その上で、避けられないストレスであれば、自分が楽になる考え方に変えましょう。
また、自分なりのストレスの発散方法を見つけ実践しましょう。
(2)食事療法
腹八分にしましょう。
高炭水化物、高脂肪食を控え、カフェイン、アルコール、香辛料など刺激のあるものは避けましょう。
(3)運動療法
適度な運動は腸の働きを整える効果が期待できるほか、気分転換やストレス解消にもなります。
(4)薬物療法
上記にても症状が改善せず、日常生活に支障をきたす場合は、医師とご相談下さい。
症状に応じて適切な薬が処方されます。